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reine_photowhite.jpg高野 麗音 

Takano Reine (Harp)

 

10歳よりハープを始める。東京藝術大学附属音楽高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部を経て2005年パリ国立高等音楽院に審査員満場一致で合格、2010年同大学院修士課程を首席で修了。 

これまでに景山真菜、木村茉莉、渡邊萬里、イザベル・モレッティ、ジャルメーヌ・ロレンツィーニ、ジュヌヴィエーブ・レタングの各氏に師事。 

日本ハープコンクールでは2002年アドヴァンス部門優勝をはじめ、各部門で入賞。 

2005年フランス・リリーラスキーヌコンクールシニア部門第3位。 

2007年アメリカインターナショナルハープコンペティション入賞。 

2008年フランス・パリ国際ハープコンクール最高位。 

2006年以降4年間ロームミュージックファンデーションの奨学金を得る。

2008年、国際音楽祭ヤングプラハに招待され、チェコの各地で演奏し、また協奏曲のソリストを務める。

2010年には帰国後初のリサイタルを行ない、フランスの香り豊かな作品と現代曲を取り混ぜながら、同じくフランスで学ぶ新進気鋭の作曲家への委嘱作品も加えるなど、個性溢れるプログラムで各方面から高く評価された。 

その後も2013年パルテノン多摩ミュージックサロンシリーズや、2018年オペラシティBCなどのリサイタルを行う。

2011NHK-FM名曲リサイタル、2019NHK-FMリサイタル・パッシオに出演。

現代曲や新曲の演奏にも熱心で、アンサンブル・ノマドや東京シンフォニエッタ、コンテンポラリーαなどの現代ものを得意とする団体に数多く賛助出演している。また2015年サントリーサマーフェスティバルでハインツ・ホリガー氏と、氏の自作自演のトリオで共演。それ以来氏のハープソロ作品の演奏や、共演を重ねている。

フルート奏者ミシェル・モラゲス氏やフィリップ・ベルノルド氏のリサイタルの伴奏も務め、室内楽奏者としての信頼も厚い。

これまでに広島交響楽団、群馬交響楽団、札幌交響楽団などのオーケストラ、秋山和慶、矢崎彦太郎、阪哲朗などの指揮者とソリストとして共演。

現在、東京藝術大学並びに東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校非常勤講師。